地域情報2

●「石清水創建1150年と八幡」~西禰宜がえんじの会で講演(7/4総会)
      村上校友・父母課長が海外拠点大学の設置など立命館の近況報告

 立命館大学校友会八幡支部(えんじの会)の平成22年度総会と講演会、懇親会が7月4日、市内・八幡女郎花の松花堂美術館別館で開かれ、約30名の校友らが参加しました(=写真)。
 総会は、岡島完治会長のあいさつのあと、来賓の村上吉胤(よしつぐ)大学校友・父母課長が立命館の近況を報告。前年度活動報告と決算、新年度活動計画ほかを承認して終えました。
 来賓の村上課長(=写真右)は、①スポーツ健康科学部の創設②全国13大学と共同で海外拠点大学を設置したこと③付属中高の長岡京市への移転ーなど母校の発展ぶりについて話し、参加者たちから多くの共感を得ました。

 神仏和合の「ハチマニズム」の良さ見直す時期に

 次いで、地元石清水八幡宮禰宜・西中道(にし・なかみち)さんの「石清水遷座1150年と八幡」と題する講演がありました(=写真左)
 西禰宜は、八幡のまちが石清水とともに発展したことを歴史的にたどりながら、八幡市の土地柄として①色々な物や人が流れ下り、寄り集まってくるところ―猥雑でエネルギッシュ②「山城」でも「摂津」でも「河内」でもない、その境界領域としての「ヤワタ」③京都でも奈良でも大阪でもなく、これらを結ぶ要所としての「ヤワタ」-というグレーゾーンの「磁場」をもっている、と興味深い話をしてくれました。
 最後に、いま、神仏の和合により生まれた宗教=八幡教、つまり神道でも仏教でもない「ハチマニズム」の良さを見直す時期にきている、とこれからの課題について有意義な提案をされました。

  ▼松花堂庭園の書院を背に記念写真    ▼総会と講演会風景(松花堂美術館別館)















~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●民家で手作りの”ライブとおしゃべり昼食会~主婦らが八幡市内で~

 八幡市内の主婦たちが、日々の生活の場である民家を舞台にユニークなおしゃべりを兼ねた昼食会とライブのつどいを続けています。 つどいは、いつも午前11時から昼食を挟んで3時間程度。昼食は一品持ち寄りが原則で、ご自慢の手作り料理をいただきながら 食べ物、子どもや孫のことなどに話が膨らむ。
 2ヶ月に1回、数人で始めて約1年。口づてに友達が友達を呼び、このほどのつどいには40人もの参加がありました。
 今回は「シャンソンと昼食とおしゃべりと」。市内在住のシャンソン歌手を招いての催しでしたが、シャンソンだけでなく みんなで一緒に合唱したり、普段着のままで参加できるまったく肩のこらない素晴らしいつどいでした(=写真)。
 次回の催しは9月中旬だそうです。(2009)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●背割堤で初の七夕まつり(7/5-7)

 八幡市は、淀川・三川合流域の国営公園としての早期整備をめざして取り組みを進めていますが、その一環として当地域の存在を広くアピールしていくために、7 月5日から7日まで「背割堤七夕まつり」が開かれました。主催は国土交通省、京都府、枚方市、久御山町と八幡市でつくる実行委員会。
 初日の5日は、背割堤駐車場に野外ステージや出店のテントが張られ、市内の自治会や市民グループの演技やプロ奏者によるジャズ演奏などがにぎやかに行われました。また、暗くなると、堤の両脇に置かれた花灯篭に明かりが点り、願いごとが吊るされた七夕の笹が幻想的に浮かび上がりました。

 写真は、<右上>木津川新御幸橋上で勢いよく泳ぐ鯉のぼりと現橋上に立てられた七夕の笹。<左から右へ>堤に置かれた花灯篭と七夕の笹→八幡たけくらぶのテント→男山泉自治会の南京玉簾→七夕まつり案内チラシ