市議会REPORT
     こんにちは! 上谷耕造です 〜(3)

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●「赤瓦・白壁土蔵のまち」は「まちかど博物館のまち」

      市議会都市環境常任委員会で鳥取・倉吉市視察(10/6)

 八幡市議会・都市環境常任委員会は10月6日、鳥取県倉吉市を視察しました。
視察対象は、国の「頑張る地方応援プログラム」により実施している「商店街等活性化」「倉吉打吹地区街並み環境整備」の両事業ほか。

 ●「商店街等活性化」事業は、起業店を応援するチャレンジショップや若者いきいきカフェの誘致などにより、中心市街地の活性化をはかり、まちに賑わいを創り出そうとするもの。

 ●「地区街並み環境整備」事業は、先人が築き上げた歴史的建造物の街並みを活かした生活環境の整備、住宅等の修景整備等の支援により、美しいまちの景観形成と良好で快適な居住環境の向上をめざすもの。

 ●ほかに、「伝統的建造物群保存地区の保存事業」や「歴史的建造物の保存活用事業」などにも取り組み中です。

 倉吉市の説明によると、「街並み環境整備事業」では、平成15年度に市と市民でつくる「研究会」を立ち上げ、現地調査やまちづくり等について検討し、同18年度に整備方針を策定。これに沿って、まちづくり協定などが締結された地域から順次事業に着手し、いまも事業を継続中です。「商店街等活性化」事業は、地元商工会議所との連携が特徴です。
 いずれの場合も、▼市民のまちづくりの意欲を行政がうまく引き出していること▼「地域産業振興ビジョン」などの構想から事業の手引書に至るまで、市がコンサルに頼らずに自前で作り上げたことーに見られるように、市民と行政のまちづくりにかけるパワーを実感せざるをえませんでした。

【写真】(上→左→右の順)市役所から整備対象の中心市街地を望む/赤瓦・白壁土蔵群/チャレンジショップの店/街並み修景事業(改修中の建物も)/旧銀行跡は「まちかど博物館」に/八幡市にも縁のある淀屋辰五郎の墓/レトロ館のリーフ